こんにちは。施設管理者(45歳 ♂)です。
9月某日、認知症サポーター養成講座の講師依頼があり、啓発活動を行った。
「認知症の正しい理解と認知症になっても安心して暮らせる地域づくり」を目的とした講座である。
徐々に浸透してきたこの活動。受講したサポーターにはオレンジリングが配られ、このリングは活動の象徴になっている。
小学校では授業の一環として行われることもあり、過去に何度か講師として参加した。
最近の小学生はいろんなことを知っていて、意表をつく質問があがってくるので、講師をする側はしっかり勉強していないと赤っ恥をかくことになる。
「認知症はカレーを食べると予防できるって聞きました。本当ですか?」突然、この質問が飛び出した時は、頭が真っ白になったが、たまたま読んでいた本が役立ち、何とか回答することができた。
今回は、小松台地域まちづくり委員会の皆様を対象に普及活動を行った。
こういった方々の地道な取り組みが安心・安全な地域づくりの基盤。貴重な皆様である。
メイン講師は、富吉慶明会在宅介護支援センターのケアマネジャーIくん。しばらく前から講義の資料作りや諸々の準備作業をがんばってくれていた。
私は寸劇に認知症のおじいちゃん役で参加。あちこちの寸劇に参加する機会あるが、配役はだいたい悪代官とか動物とか脇役ばかりなので、毎回キャスティングには不満をもっている。
良識ある大人の皆様だったので突拍子もない質問はなく、講座内容を満足したかどうかは別として、我々としては無事に講座を終えたことに安堵した。
メイン講師のIくんも大役を終え、ホッとした様子だった。ご苦労さん。
認知症サポーター養成講座は、あちこちで行われているので機会があれば、受講をおすすめします。
ちなみに、カレーが認知症予防に効果があるか否か…
一説によると、効果あり!
最近物忘れもひどいので、昼飯にカレーを食べて応戦したいと考えている。